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大学入試のためのアベノミクス講座(1)~大胆な金融緩和

bookoface

こんにちは!ブー子です。テイジン先生が「アベノミクスについて勉強しなさい」っておっしゃるので、今回頑張って勉強してみようと思います。てか、そもそも、「アベノミクス」って何?英語のような英語じゃないような・・・、テッド助けて~!!!

tedface

こんにちは!テッドです。ブー子、それは、安倍首相の「アベ」と経済の意味の英語「エコノミクス」の合成語で、「アベ首相の経済政策」というような意味だよ。

 

bookoface

じゃあ、「アベノミクス」の中身は、どんなの?経済政策なんてだいたいみんな同じじゃないの?

 

tedface

 それはね、第一に「大胆な金融緩和」、第二に「機動的な財政政策」、第三に「民間投資を呼び込む成長戦略」だって!これを「三本の矢」というよ。この三つを総合させて日本の景気を良くして、デフレから抜け出そうという政策なんだよ。

bookoface

だいたんなきんゆう・・・とか、さんぼんのや、とか、でふれ、とか・・・、全然わかんないよ(泣)

tedface

たしかに言葉が難しいよね、でもゆっくり説明するから大丈夫!まず「大胆な金融緩和」から説明するね。

 金融政策は、日本銀行が第一の責任を持つんだ。そして、日本銀行は、政府とは本来独立して金融政策を行うことになってるよ。
今年の春に黒田さんという新しく日銀総裁になった方が、アベノミクスの方針に賛成して、政府の要請通りに、これまでとは全く違う次元の金融緩和をすると明言して、「異次元緩和」といわれる「大胆な金融緩和」を行っているんだ。

金融緩和とは?

1.金融緩和

bookoface

きんゆうかんわって何?

tedface

 世の中に出回っているお金の量をマネーストックと言うんだけど、このお金の量を増やすのが金融緩和だよ。逆に減らすのが金融引き締めだよ。

金融引き締めや金融緩和を行ってマネーストックを調整するのが金融政策だよ。でも、その前に、そもそも、普通、中央銀行はどんな政策を中心としているか知ってる?

bookoface

ぜんぜんわかんない!それはいったい何???

tedface

まず、お金というのは、全部まったく同じに作ってあるよね?じゃあ、そのお金に違いがあるとすると何だと思う?

bookoface

ぜ~んぜんわか~んない、早く教えて!!!

tedface

それは、お金の利子、つまり金利だよ。このお金は3%の利子のついたお金、あのお金は5%の利子のついたお金、というふうに、お金に書いてあるわけじゃないけど、銀行にお金を預けたりするときの利子はきちんと決まってるよね。その利子は、時々変わるんだよ。そして、経済で循環しているお金というのは基本的には借金なんだよ。僕たちが銀行に預けたお金を誰かが借りてくれて循環してるのさ。だから、金利の上下によってお金つまり借金に違いが生じるっていうことだよ。

bookoface

それは知ってるわ、最近銀行預金の利子が凄く低くて、銀行に預けてもあんまり利子つかないのよね~!

tedface

 銀行の利子は、日本銀行が街の銀行にお金を貸す時の利子をもとに決められているんだ。ブー子の言うとおり最近銀行の利子が低いのは、日本銀行の利子が低いからなんだ。

日本銀行はその金利(公定歩合)を上げたり下げたりして、マネーストックの調整をするんだよ。

bookoface

どうして、金利が上がったり下がったりすると、マネーストックっていうお金の量が変わるの?

tedface

 公定歩合があがると、街中の銀行の利子も連動してあがるよ。そうすると、銀行からお金を借りるときに利子が高くなるので、お金は借りにくくなるよね。そうすると、世の中にお金が出回りにくくなってマネーストックは減るんだよ。逆に公定歩合を下げると、街中の銀行の利子も下がるから、お金は借りやすくなって、世の中に出回りやすくなり、マネーストックが増えるというしくみなんだ。景気が悪い時に公定歩合を下げてマネーストックを増やす政策が本来の金融緩和だよ。でもこれは現在ほとんどしていないんだ。

2.量的金融緩和

bookoface

じゃあ、実際はどんな金融政策をしているの?

tedface

日本銀行は、金融政策として、公定歩合を上げたり下げたりする公定歩合操作の他に、公開市場操作というものをやっているんだ。 公開市場操作とは、街中の銀行と日本銀行が、株券や国債などの有価証券を売り買いすることによって、マネーストックを増やしたり減らしたりするこというよ。 この公開市場操作は、金利の違いのないお金を世の中に増やしたり減らしたりするもの、つまり、「量的に」お金を増やしたり減らしたりする政策なんだね。

bookoface

量的金融緩和」って、新聞に書いてあったけど、そういう意味だったのね?新しく日銀総裁になった黒田さんは、この「公開市場操作」っていうのを、たくさんやるってことかしら?

tedface

 そうそう!ブー子今日は冴えてる!!! 黒田さんは、マネーストックを来年の12月までに2倍以上に増やす、と言ってるんだ!

bookoface

え~!!!世の中に出回っているお金の量をそんなに増やすの???金利を下げて、つまりテッドが教えてくれた本来の金融緩和をやってお金を増やしたらいいじゃなの!!!

tedface

そうだよね~、僕もそう思うよ!でも、実は、日本銀行の利子(公定歩合)はすでにほぼ0%に近く、これ以上利子をほとんど下げられないところまで下げてしまったんだよ!!!景気がよっぽど悪かったんだね!!!
そして、「流動性のわな」っていうやつにはまってしまったと言われてるんだ。「流動性のわな」っていうのはね、金利をとても低くしてしまうと、さらに金利を下げても、もうマネーストックは増えないので、金利をもとにした金融政策が無効になってしまうことを言うんだよ。
だから、量的金融緩和、つまり、有価証券を街中の銀行から日本銀行が買う政策(買いオペレーション、略して買いオペ)をするしかないんだよ。

3.金融緩和によってマネーストックが増えた場合どうなるか

bookoface

そんなにお金の量を増やしても大丈夫なの?お金が足りないから、いっぱい印刷してるってことでしょう???あたしだって考えられそうなことだわ!!!

tedface

ブー子鋭いね!!!そうなんだ、実はちょっと心配なこともあるんだ。でもその前に、お金を増やすとどうなるか考えてみようね。

商品の値段は、世の中に出回っている商品の数量とお金の量のバランスで決まっているんだよ。だから、お金だけが増えてしまうと、よりたくさんのお金で、同じ商品を買わなければいけなくなるんだ。ということは、モノの値段があがってしまうってことだね。

bookoface

例えば、いままで近所のスーパーで千円で買えたおいしいワインが2千円になっちゃうとかってことよね? それって・・・なんて言うんだっけ?

tedface

インフレーションって言うんだよ。

お金だけ増やすとインフレーション(略してインフレ)になってしまって物価が高くなって困るよね。物価が安くなるデフレーション(略してデフレ)の方が消費者にはいいことみたいに思えるね。

でも、アベノミクスの第一の矢は「お金の量を増やすことによって一時的にわざとインフレにしてデフレを脱却し景気を良くしよう」としてる。現にアベノミクスでは、「2%のインフレを起こすことを目標」としてるんだ。これを「2%のインフレターゲット」というんだよ。

4.デフレはなぜいけないか

bookoface

デフレはなんでいけないの?

tedface

それはね、デフレになると、安い値段でしか売れないから、商品を売ってる会社が儲からなくなるんだ。儲からなくなると会社に勤めているお父さんたちの給料も減ってしまうでしょ?

そうすると国民の大半がサラリーマンだから、みんなの給料が減って、ますますみんなモノが買えなくなる。そうするとますますモノが売れないから値段を安くしなければならなくなって会社が儲からなくなり、さらにお父さんたちの給料が減ってしまうんだよ。

こういう悪循環におちいって経済がどんどん弱っていくんだよ。これがデフレスパイラルさ。日本は、バブルが崩壊してからほとんどずっと、このデフレスパイラルに苦しんできたんだよ。

5.大胆な金融緩和の問題点

bookoface

ふう~ん・・・、だから、インフレにわざとしてでも、デフレから抜け出したいのね?で、インフレにするためにお金を増やすことに、テッドはさっき、心配なことがあるって言ってたわよね?それは何?

tedface

そうそう、今日ブー子にわかってほしいのは、実はここからのことなんだ。この「大胆な量的金融緩和政策」には実はとんでもなく危険なことが含まれているという指摘があるんだよ。テイジン先生もどちらかというと危険だからやめた方がいいと思ってるんだって。

bookoface

テイジン先生もやめたほうがいいと思ってるの?それはどうして?

tedface

その理由は実はいくつかあるとおっしゃてるんだけど、まず、この量的金融緩和で日銀が買っているのは政府の借金である国債も大量に含まれているから、らしいんだ。

財政法という法律ではその5条で、日銀は国債を直接引き受けてはならない、って書いてあるんだ。戦前、軍事費をまかなうために大量に国債を発行し、それを日銀が全部引き受けたことにより国民経済の壊滅を招いた教訓から定められたものなんだよ。

法律は、直接引き受けてはならないと言っているけど、今、日銀がやっていることは実質的にこれとほとんど変わらないんだ。政府がする借金の分だけ、日銀がお金をどんどん刷っているイメージだね。

5.(1).超インフレが発生しないか

bookoface

そうなると、これから先どんなことが起こる危険があるの?

tedface

まず、考えられるのは、2%どころじゃない、猛烈なインフレーションだね。ある早稲田の先生は、少なく計算しても10%くらい物価は上がるんじゃないか、って言ってるよ。 同じようにお金を印刷しまくったことが原因の超インフレが第1次世界大戦後のドイツで起きたんだ。 このとき、ドイツは猛烈なインフレーションに見舞われ、1923年の1ドイツマルクの価値は戦前の1兆分の1にまで下がり、戦前は1ドル=4.2マルクだったのが、1ドル=4兆2000億マルクになってしまったんだよ。

bookoface

え~!!!そんなんじゃ、生活できなくなっちゃうわ!!!おいしいお酒も飲めなくなる!!!そんなのいやよ!!!

5.(2).国家財政が破たんしないか

tedface

ブー子、実はもっと恐ろしいことが起こる可能性もあるんだよ!!!

日銀が政府の借金を肩代わりしてくれるからどんどん国債を発行しちゃえ!(こういう中央銀行のいきかたを「財政ファイナンス」という)と、国債を発行しつづけると投資家は財政破たんを警戒して国債を買わなくなるんだ。 しかし、政府は、前に発行した国債の償還(つまり借金の返済)に充てるために、新たな借金(つまり国債発行)をしつづけなければならない。 だから、国債の人気がなくなると、国債の利息を引き上げて、「国債を買ってくれれば高い利息がつきますよ」と投資家にアピールして高い利息で借金をしなければならなくなる。そして、その金利が、どんどん上がっていくと、膨大な利子が発生し行きつく先は、「国家の破産」しかないんだ。

bookoface

 じぇじぇじぇじぇ!!!!そんなこと外国の話よね?テッド!日本じゃそんなこと起こらないわよね???

tedface

 いやあ、日本で起きないとも限らない。

 現在、 日本はGDPの200%を超える財政赤字があるんだよ。財政赤字は毎年国債を発行して古い国債による借金を新たな借金で返しているのが現状なんだ。こんなことを続けていると、それを解消しようとする努力が政府に見られない、と資本家たちに思われる日がきっと遠からずやってくる。

 ちょっと前にギリシャで同じようなことがあったよね。PIIGS諸国(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)で、相次いで財政破たんの危機があったことを覚えている人も多いでしょう?日本が、そうならない保証は全くないんだよ。

 

 

bookoface

じぇじぇじぇ!!!こわいわ~!!!あたしそんなことも知らずにのんきにお酒ばっかし飲んで暮らしていたのね~!!!

tedface

よく考えてみると、ほんとに、かなり危ないことをやってるんだよね。でも、そのくらいしないと日本はデフレからは抜け出せないとも言える。僕もアベノミクス、成功してほしいと思うけど、正直、かなり難しいかもしれないと思ってる。

次回は、第二の矢「機動的な財政出動」、第三の矢「民間設備投資を呼び込む成長戦略」についても説明するよ!お楽しみに!

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2 Responses to “大学入試のためのアベノミクス講座(1)~大胆な金融緩和”

  1. みよし より:

    先日は、アベノミクスの質問に対して丁寧に答えていただきありがとうざいます。今回の記事もアベノミクスについてでしたが、とてもわかりやすかったです。次の記事も楽しみにしています。

    • テイジン より:

      みよしさん、こんにちは!コメントありがとうございます(^o^)わかりやすいって言ってくださっておおいに励みになります!またお役にたてるような記事を書きますね。今後とも応援よろしくお願いします。解らないことがあったら気軽に質問してください。質問して頂けると、とてもうれしいです。風邪を引かないように、勉強頑張ってください!

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