無料メールセミナー開催中!

早稲田の政経学部合格した人の勉強法って知りたくないですか?
只今無料完全公開中!
行動心理学に基づいたやる気の出し方やる気の維持の仕方計画の立て方
センター試験の勉強法早稲田など難関大の勉強法などについて無料毎日メールが届く講座です!
>>詳しくはこちら<<

最新政治経済時事問題集 無料プレゼント中!

テイジン先生が昨年末に実際の受講生の指導用に作成した時事問題一問一答集無料プレゼントしています。
集団的自衛権閣議決定、特定秘密保護法、TPP、アベノミクス、日銀金融緩和、人口減少などについて完全理解したい人は、今すぐチェックしよう!
>>詳しくはこちら<<


麻生太郎財務相の失言と英「エコノミスト」紙の予言


麻生太郎 / 大杨

麻生太郎財務相の失言が世界中で波紋を呼んでいます。つまり、 当時最も進んだドイツのワイマール憲法をナチスが停止させたことを指して、「ワイマール憲法がいつのまにかナチス憲法に変わっていた。あの手口に学んだらどうか」という趣旨の発言をしたことに対して、ユダヤ人団体などが、反発を強めている、という状況です。これに対し、麻生財務相も内閣も、「発言は撤回するが、謝罪はしない」として、この騒動にこれで幕引きを図りたいようですが、今後の対欧、対米外交に大きな禍根を残す恐れがあります。すぐにG20の財務相、中央銀行総裁会議があり、これへの影響も懸念されています。

こちらをご覧ください。

去る1月5日に、英国の「エコノミスト」紙に掲載された記事です。この記事の中で、安倍内閣の右傾化への懸念、アベノミクスの危険性が、かなり辛辣に批判されています。

以下、拙訳をつけてみました。推敲してませんので誤謬があったらご容赦ください。
ON DECEMBER 26th the new prime minister of Japan, Shinzo Abe, unveiled his cabinet. Mr Abe, an arch-nationalist, promises to focus on turning round an economy enduring its third recession in five years. He says he has learnt from his disastrous first term as prime minister, in 2006-07, when economic policymaking was distracted by needless spats over wartime guilt, and by a gaff-prone cabinet.

12月26日、日本の新首相、安倍晋三は、彼の内閣を明らかにした。安倍氏は、大のナショナリストであり、過去5年間で3度目の景気後退局面にある日本経済を回復させることに全力を挙げることを公約している。彼によると、2006~7年の悲惨な第1次安倍内閣時に、戦前の日本の行為について不必要な論争で、過度に内閣が批判を受けがちで、経済政策立案が狂わされたのであり、それから教訓を得たということである。

The question is whether Mr Abe (pictured, centre) can keep the government on-message. In picking his 19-member cabinet he has given reason to doubt that, in the long run, he even wants to.

問題は、安倍氏が、疑念の払しょくをし続けられるかである。19人の閣僚を選ぶときにも、それを疑わしく思わせたし、長い目で見ると彼は疑わしく思わせたがってさえいるように思える。

Shinzo AbeConsider the following. Fourteen in the cabinet belong to the League for Going to Worship Together at Yasukuni, a controversial Tokyo shrine that honours leaders executed for war crimes. Thirteen support Nihon Kaigi, a nationalist think-tank that advocates a return to “traditional values” and rejects Japan’s “apology diplomacy” for its wartime misdeeds. Nine belong to a parliamentary association that wants the teaching of history in schools to give a better gloss to Japan’s militarist era. They deny most of Japan’s wartime atrocities.

安倍晋三の考えは次のように表れている。閣僚中14人は、戦争犯罪で処罰された指導者たちを祀る時代錯誤的な東京招魂社である神社に参拝する会である、「みんなで靖国神社を参拝する会」に所属している。閣僚中13人が、「伝統的な価値」への回帰を唱道し、戦前の日本の過ちに対する「謝罪外交」を拒絶するナショナリストのシンクタンクである、「日本会議」を支持している。閣僚中9人が、日本の軍国主義時代によりよい体裁を与えるような歴史授業を教えたいとする国会議員の会に所属している。彼らは日本の戦前の残虐行為のほとんどを否定しているのである。

The line-up includes Hakubun Shimomura, the new education minister, who wants to rescind not just the landmark 1995 “Murayama statement”, expressing remorse to Asia for Japan’s atrocities, but even annul the verdicts of the war-crimes trials in Tokyo in 1946-48.

その例をあげると、新文部科学大臣である、下村博文は、日本の残虐行為に謝罪した1995年の歴史的な「村山談話」の撤回だけでなく、1946年~48年の極東国際軍事裁判所の判決は無効であるとさえしたいのである。

Mr Abe has made no secret of his wish to revise three of the country’s basic modern charters: the American-imposed constitution of 1946, committing Japan to pacifism; the education law, which Mr Abe thinks undervalues patriotism; and the security treaty with the United States, under which Japan plays a junior role. To describe the new government as “conservative” hardly captures its true character. This is a cabinet of radical nationalists.
安倍氏は、日本の三つの基本的な現代の憲章の見直しを公表して憚らない。つまり、日本に平和主義を守らせている、アメリカに押し付けられた1946年の憲法、安倍氏が愛国心を軽視していると安倍氏が考えている教育基本法、そして、日本が下級の同盟国の役割しか果たしていない合衆国との安保条約である。この新しい内閣を、「保守的」と表現しただけでは、この真の性格を捕まえているとはほとんどいえない。この内閣は、急進的なナショナリストの内閣なのである。

But what do the voters want?

しかし、有権者は何を望んでいるのか?

Mr Abe knows that few ordinary Japanese share his appetite for a root-and-branch makeover of the nation’s post-war architecture. He therefore has good reasons to focus on the economy in the coming months. His Liberal Democratic Party (LDP) and its junior partner, New Komeito, triumphed in December’s general election, winning two-thirds of the seats of the lower house of the Diet, Japan’s parliament. Elections take place in July for the upper house, now controlled by the opposition, led by the Democratic Party of Japan (DPJ). Though voters have shown themselves nothing if not volatile, solid economic management could win Mr Abe the upper house, too. He would then have the strongest governing mandate in years.

安倍氏は、国の戦後構造を一新したいという自分の希望に共感する一般国民はほとんどいないことを知っている。したがって彼は、向こう数か月は経済に十分取り組もうとするのも当然なのである。自民党と連立のパートナー公明党は、12月の総選挙で、大勝利し、衆議院の三分の二の議席を獲得した。現在、敵対している、民主党によって率いられている参議院の選挙が、7月にある。有権者はのんきとは言わないまでも何も示さなかったけれども、着実な経済運営が、参院選でも安倍氏に勝利をもたらすかもしれない。

For the moment Mr Abe is trying hard to kick-start the economy. He is pressing the Bank of Japan to introduce a 2% inflation target as a way to jolt Japan out of its long deflationary funk. And he has instructed the new finance minister, Taro Aso, to come up with a new fiscal stimulus, regardless of set borrowing limits. Mr Aso, a former prime minister himself, may be one of the few politicians with the clout to overcome the bureaucrats at the Ministry of Finance, who will be appalled by any extravagance―the national debt already stands at over 200% of GDP. Mr Abe denies that this is a return to the big-spending days of past LDP governments, which were addicted to construction and public works. But he has yet to show how new spending will be any better than the old sort. The risk is that, at some point, new borrowing will spark a sudden, sharp rise in the interest rates the government has to pay on its debt.

今のところ、安倍氏は、経済の急回復にやっきになっている。彼は、日本の長いデフレからの脱却の方法として、2%のインフレターゲットの導入を日銀に強く求めている。そして彼は、新財務大臣の麻生太郎に、国債借り入れの上限を設けずに、新しい財政刺激策を案出するよう指示を出している。麻生氏は、前総理でもあり、財務省の官僚主義を克服できるだけの政治的影響力をもった数少ない政治家の一人ではあるけれども国家の浪費、つまり、すでにGDPの200%超に達している財政赤字に、ぞっとさせられるだろう。これは、建設や公共事業に依存していた、過去の自民党政府の大規模な財政出動の時代へ逆行するものではないと安倍氏は言う。しかし、彼のこれからの財政出動が古い時代よりましなものかどうかはわからない。将来のいつかの時点で、政府が支払わなければならない負債の利子が、新しい借り入れにより突然、急上昇を引き起こすだろうという危険性を含んでいる。

So far, investors are giving Mr Abe the benefit of the doubt, partly because his bashing of the central bank has helped drive down the value of the yen. The stockmarket is now higher than when the earthquake and tsunami struck on March 11th 2011. Investors expect that the LDP, the party supported by power utilities and manufacturers of nuclear equipment, will face down anti-nuclear protesters and switch the country’s idle reactors back on.

今のところ、投資家たちは、安倍氏にその疑念はないという評価を与えているが、一部の理由として、彼の中央銀行への批難が円安に向かうのを助けていることによる。株式市場は現在、2011年3月11日の震災時よりも高値になっている。投資家たちは、自民党が、電力会社や原発の建設業者らの支持を受けている政党であり、原発反対者たちに取り合わず、停止している原発を再稼働させることを期待しているのである。

Abroad, Mr Abe shows signs of wanting to tread carefully, at least until the upper-house elections. A former defence minister, Fukushiro Nukaga, is due to visit Seoul on January 4th to meet South Korea’s president-elect, Park Geun-hye (see article)―a welcome attempt to mend ties frayed by disputes over islands known as Dokdo in Korea and Takeshima in Japan.

海外には、安倍氏は、少なくとも参院選までは慎重に対処したい様子を見せている。前防衛大臣の額賀福四郎が、1月4日に新しく選出された次期韓国大統領の朴クネを訪問し会談する。これは、韓国語でドクド、日本語で竹島として知られる島についての論争のため、擦り切れた絆を修復する歓迎すべき試みである。

Mr Abe has also promised to strengthen security ties with America that were not always smooth under DPJ rule. They would, he said on taking office, be “the first step in turning Japan’s foreign and security policy around”. Inevitably, China bristled. The China Daily, an official newspaper, warned that using the alliance to apply pressure to China will “only aggravate” tensions in the East China Sea over disputed islands known to the Japanese as the Senkakus and to the Chinese as the Diaoyus. Mr Abe has offered no peace-pipe to the Chinese government, only stiff promises to defend Japanese territory. These follow the scrambling of eight fighter jets to intercept a Chinese surveillance aeroplane that flew over the Senkakus last month, the first Chinese incursion into Japanese-controlled airspace since records began in 1958.

安倍氏は、また、民主党政権時代には必ずしも円滑ではなかったアメリカとの安全保障の絆を強くすることを公約している。彼は就任時に、「これが日本の外交と安全保障を取り戻す第一歩になるであろう」と発言した。不可避的に、中国は反発した。政府系新聞であるチャイナデイリーは、中国に対し圧力をかけるためにこの同盟を利用することは、日本語で尖閣、中国で釣魚島として知られる島々の論争で東シナ海の緊張を「高めるだけ」になるだろうと警告した。安倍氏は、中国政府に対し、平和的なパイプを全く提供せず、日本の領土を守るという強い公約のみを示している。このことは、先月、尖閣上空を飛んだ中国の観測機に八機の戦闘機がスクランブル発進した事件へとつながった。これは、1958年に記録が開始されてから初めての日本の制空権への中国機の領空侵犯である。

Mr Abe must hold his nerve on China, but rein in his own nationalist instincts, and keep the ghosts of the past locked safely in the LDP’s cellar. Such restraint would always have been difficult; Mr Abe’s new cabinet makes it almost impossible.

安倍氏は、中国にたいしては強気の姿勢を持ち続けるに違いないが、しかし、彼自身のナショナリストの本能は、抑えなければならない。そして過去の幽霊たちを自民党の地下室にきちんと閉じ込めておかなければならない。(しかし)そのような抑制はいつの時代も常に困難であっただろう。つまり、安倍氏の新内閣にはほとんどそれは不可能である。

 

 以上です。これは、電子版に載ったもので、本文は、紙媒体でもっと長いです。その中では、さらに辛辣なことを言ってます。外交では孤立してるとか、時代遅れの原発推進派に擦り寄っているとか、安倍氏の祖は旧満州の管理者の一人だったとか、日本の戦後のアジア太平洋地域に及ぼしたよい影響をすべてダメにしてしまうものだとか・・・。

 私は常々、外交というのは、自国がどう思っているのかではなくて、外国からどう観られているのかということが最も大事だと思うのです。この視点を失うと、ホントにドメスティックになっちゃうんです。昔、国民がマスコミなどに扇動されて戦争に突き進んだことを思うと、特に強く感じます。ドメスティックになることの恐ろしさ、本質を理解してほしいです。麻生さんは、昔から失言の多い人ですが、やはり、かなり思考がドメスティックですよね。こういう人が、2020年の東京オリンピックの招致活動の中心にもなっている事実の恐ろしさを今まさに実感しているところです。

そして、麻生発言の「知らないうちに変わっていた」という言葉通りに、憲法を改正ではなく、解釈として、「集団的自衛権の行使」を認めるべきだと、政府・与党の有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)で提言が出ました。いわゆる解釈改憲をやろうとしているのです。これが実現すると、本当に麻生発言の通り、「知らないうちに憲法9条が改正された」のと同じ効果が生じてしまいます。この点についても今後の動向を注視していきましょう。

政治経済合格サポートプログラム(SSP)

早稲田合格を目指すなら論述問題計算・図表問題の習熟が不可欠です。
このプログラムでは、論述や計算・図表問題を徹底的に指導してあなたを第1志望に導きます。
>>詳しくはこちら<<



無料メールセミナー開催中!

早稲田の政経学部合格した人の勉強法って知りたくないですか?
只今無料完全公開中!
行動心理学に基づいたやる気の出し方やる気の維持の仕方計画の立て方
センター試験の勉強法早稲田など難関大の勉強法などについて、無料毎日メールが届く講座です!
>>詳しくはこちら<<



最新政治経済時事問題集 無料プレゼント中!

テイジン先生が昨年末に実際の受講生の指導用に作成した時事問題一問一答集無料プレゼントしています。
集団的自衛権閣議決定、特定秘密保護法、TPP、アベノミクス、日銀金融緩和、人口減少などについて完全理解したい人は、今すぐチェックしよう!
>>詳しくはこちら<<


にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ

にほんブログ村には受験ブログなどためになるブログがたくさん登録されています

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ