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問題の本質を見抜く
今日は2013年の第12問です。
**問題**
ある国の産業の空洞化の原因とは言えないものはどれか?
1.国内の労働力人口の減少
2.対外直接投資の対象となる国の賃金水準の上昇
3.対外直接投資の対象となる国の法人税率の引き下げ
4.外国為替市場における自国通貨の価値の上昇
**解説**
「産業の空洞化」とは、
海外に自国の企業がどんどん出ていき自国の中の産業が空っぽになってしまい、働き口とかが少なくなってしまって、産業が衰退する現象のことですよね。
そうすると、
「海外に企業が出ていかなければならなくなる事態が生じている場合」それから、「海外に企業が出て行った方がメリットがある場合」に、産業の空洞化は起きやすくなります。
これを前提に選択肢を見ていくと、
1番は、日本の中で働き手が減ってしまうことを意味するので、
「海外に企業が出ていかなければならなくなる事態が生じている場合」に当たりますね。
したがって、産業の空洞化の原因になります。
2番は、日本企業の進出先の賃金が上昇しているので、
海外進出のメリットは少なくなりますよね。
ということは、産業の空洞化の原因にはなりません。
答えは、2番でしょう。
いちおう他の選択肢も検討してみましょう。
3番は、進出先の会社の税金が安くなるわけですから、
「海外に企業が出て行った方がメリットがある場合」にあたります。
よって、産業の空洞化の原因になります。
4番は、進出する日本企業にとって円高になることを意味します。
また、日本から輸出すると円高で輸出品の値段が高くなってしまいます。
ということは、
「海外に企業が出ていかなければならなくなる事態が生じている場合」にあたります。
よって、産業の空洞化の原因になります。
以上から、答えは、2番です。
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