Bunt

今日は中央・法の2013年
問題です。答えやすいように少し変えてあります。

字数に制限はなく、解答欄を考えると80字位だと思います。

80字を少し超えても大丈夫でしょう。

**問題**

日本型雇用慣行は、経営上どのような利点があると考えられてきたか、
80字程度で説明しなさい。

**解説**

日本型雇用慣行とは、

1.終身雇用制
2.年功序列型賃金体系
3.企業別組合

のことです。

1980年代のバブル景気の頃、日本経済の興隆から日本型経営がもてはやされました。

しかし、その後、バブル崩壊から長期の不景気になり、逆に日本型経営の問題点として、この雇用慣行がやり玉にあげられました。

本問は、利点をあげよ、という問題です。

まず、終身雇用制は、新卒者がひとつの会社に入り、定年までずっと勤める制度です。

この制度のメリットは、労働者が会社に対して忠誠心を強め長期的な展望に基いて労働者を教育できることにあると言われています。

次に、年功序列型賃金体系は、会社に勤めた年数によって賃金が上昇していくしくみのことです。

この制度には、勤めた年数が長いほど賃金が高くなるので、労働者は、人生設計を立てやすくなり、会社を辞めにくくなるメリットがあります。

そして、企業別組合とは、欧米のような産業別や、職業別労働組合ではなく、企業ごとに作られている労働組合のことです。

これには、労働者と経営者が、まるで家族のように仲良くなり、一体感が生まれ、ストライキとかが起こりにくいので、経営がスムーズに進むメリットがあると言われています。

では、これらを、まとめてみます。

日本型経営とは〜である。という書き方をすると、長くなり収拾がつかなくなるので、3つの具体的な慣行の名前と、その利点を列挙する形にしましょう。

すなわち、

終身雇用制は企業への忠誠心を強め、長期の社内教育を可能とする。年功序列型賃金体系は、企業からの離職率を下げる。企業別労働組合は、労使一体の経営が可能になる。(83字)

こんな感じに出来ればOKです。