19世紀の後半のノルウェーの作家で、イプセンという人がいますよね。「人形の家」とかを書いた人です。その人が、自由奔放なペール・ギュントが旅に出て年老いて帰ってくるまでの物語を書きました。後に戯曲にする時に、イプセンがグリーグに依頼して出来たのがこの曲です。

 その中には、誰もが知っている有名な曲も何曲かあって、きっとみなさんも聴いたことがある、という曲があると思います。

 例えば、「朝」です。これは、第5幕の最初の曲で、清々しい朝を感じさせる名曲です。きっと一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。それは、↓この曲です。

 今日、演奏されているのは、実は、後に編曲された8曲からなる組曲で、最初の4曲が第1組曲、後の4曲が第2組曲となっていて、「朝」は、第1組曲の第1曲となっています。

 次に有名なのが、「ソルヴェイグの歌」です。第2組曲の最後の曲、第4曲です。ソルヴェイグというのは、ペール・ギュントの彼女なのですが、帰らぬペール・ギュントをず~っと待っている人なんです。その人の歌がこれ↓です。

これも聴いたことある人が多いのではないでしょうか?歌詞の内容は、「私はずーっと待ってます・・・」という歌なんですね。

 物語の最後は、年老いてボロボロになってやっとペール・ギュントはソルヴェイグのところに帰ってくるのですが、ソルヴェイグも白髪のお婆さんになってしまって、あとは死ぬだけ・・・、みたいな、オチになっています。

 お話はとても酷いものですが、曲自体はとてもいいですから、ぜひ聴いてください!
 
http://youtu.be/7_C2iRD9SLA