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大学入試に出る時事問題〜バブル崩壊後の金融政策
みなさん、こんにちは!ブー子です。明日は、早稲田の政経の試験日ですね。
受験する皆さん、悔いのないように、精一杯がんばってください!
こんにちは!テッドです。僕も、パンダ大学に合格できるように頑張ります!
今日もブー子にテイジン先生の問題を読んでもらいますね!
ブー子、頼んだよ!
は〜い、
では、第1問、従来「公定歩合」と呼ばれた、日銀の政策金利のことを、現在では何という?
基準割引率および基準貸付利率
第2問、1995年4月〜2001年2月までは、「公定歩合」は、何%?
0.5%
第3問、アメリカ同時多発テロが起きた2001年9月は、「公定歩合」は何%?
0.1%
第4問、出し入れ自由な普通預金などの預金を何という?
流動性預金
第5問、流動性預金の金利が自由化されたのはいつ?
1994年
第6問、これによって、日本の全部の金利が自由化されたので、金利政策では、「公定歩合」の上下よりも、市中銀行どうしの短期の貸借金利の上下を中心とすることになったけど、それを何という?
無担保コールレート翌日もの
第7問、さらに、金利政策自体の効果があまりなくなってきたので、金融政策の中心は、金利政策から、何に変わっていった?
公開市場操作
第8問、この公開市場操作で中心的に行われているのは何?
有価証券売買
第9問、1999年2月〜2000年8月と2001年3月〜2006年7月まで、実施された金利政策を何という?
ゼロ金利政策
第10問、このゼロ金利政策は、何を実質ゼロ%にするもの?
無担保コールレート翌日ものの金利
第11問、2006年7月に、このゼロ金利政策は終了したけど、2008年10月から金利が再び段階的に引き下げられて、2010年からゼロ金利政策が復活するんだけど、これはなぜ?
リーマン・ショックによる世界的な不況のため
第12問、ロンバート型貸出制度とは何?
日本銀行が市中銀行の差し入れた担保資産の範囲内で、いつでも市中銀行に対し貸出を行う制度
第13問、ロンバート型貸出制度はいつ始まった?
2001年3月
第14問、ロンバート型貸出制度を導入したのはなぜ?
日銀が市中銀行に貸し出す金利(旧公定歩合)を、銀行間の貸し借りの金利より高く設定して、銀行間の貸し借りを促し、無担保コールレート翌日ものの金利を実質ゼロに誘導するため
第15問、2001年3月〜2006年3月まで行われた、もうひとつの金融政策は何?
量的緩和政策
第16問、この量的緩和政策はどんな方法で行われた?
日本銀行当座預金残高目標を設定する方法
第17問、日本銀行当座預金残高目標とは何?
市中銀行が日本銀行にそれぞれ開設している当座預金口座に、市中銀行全体で常に資金が存在する状態を維持することを目標として、その目標額を設定すること。
第18問、2001年3月のこの制度の創設当初は、この目標額はいくらだった?
5兆円
第19問、2004年1月〜2006年3月までは、いくら?
段階的に増やして、30〜35兆円
第20問、なぜ、当座預金残高の目標を設定したの?
当座預金の口座は、日銀が市中銀行から公開市場操作(特に買いオペレーション)を実行した時に、代金を振り込む口座のことで、この口座を常に資金で満たしておくことで、市中銀行が、この口座から資金を調達して、企業に貸しやすくして、貸し渋りによる企業倒産を防ぐ狙いがあった。
第21問、2008年10月の金融緩和から、段階的に無担保コールレート翌日ものの金利を0.1%程度に下げたが、以前やった日本銀行当座預金残高目標の設定は、この時した?
しなかった。
第22問、じゃあ、量的金融緩和はこの時しなかったの?
長期国債やコマーシャルペーパー(CP)の買いオペを拡大したり、銀行が保有する株式の買いオペレーションも実施して、量的金融緩和を図った
第23問、2010年10月からの金融政策が、さらに拡大された背景には何がある?
ギリシャ財政危機からヨーロッパの金融財政危機に拡大し、さらにアメリカ経済も悪くなってきたから。
第24問、こうした世界経済の状況を受けて、日銀の金融政策決定会合では、どんな方針が打ち出された?
包括的金融緩和政策
第25問、この包括的金融緩和政策のポイントは?3つあげて?
1.実質ゼロ金利を復活させる(無担保コールレート翌日ものの金利を0〜0.1%にする)
2.日本銀行買い入れ基金を創設する(市中銀行の保有する資産などを買い入れる。
創設当初の基金額は5兆円だったが、段階的に増額され、2011年12月には101兆円となった)
3.日本銀行は物価の安定が展望できる状態となったと判断するまで、実質ゼロ金利政策を継続する。
第26問、2013年1月、当時の白川方明(まさあき)総裁は、政府と共同声明を発表したけど、それはどんな内容?
日本銀行は、年2%のインフレ目標を導入して、これまでの「物価安定のメド」としていたインフレ目標を、「物価安定の目標」とすることで、その責任を明確化した。
第27問、2013年4月、黒田東彦(はるひこ)新日銀総裁の下、2年間で2%の物価上昇を目指すインフレターゲット論(物価数値目標論)を正式導入するとともに、新たな量的金融緩和の導入を決めたけど、その量的金融緩和の指標となるものは何から何に変更された?
金利(無担保コールレート翌日もの)から、マネタリーベースに正式に変更された。
第28問、マネタリーベースって何?
市場に存在する現金+日本銀行当座預金残高の合計のことで、物価や景気を左右する流通通貨量は、現実にはマネタリーベースであり、これは、ハイパワードマネーとか、ベースマネーとも呼ばれる。
第29問、2010年10月に創設された「日本銀行買い入れ基金」はどうなった?
2014年4月に、廃止された。
第30問、この黒田総裁から始まる金融緩和は量的・質的金融緩和と呼ばれるよね。量的緩和は、マネタリーベースを増やすことだけど、質的緩和とは、何を意味する?
今まで、あまり買いオペレーションの対象とされてこなかった、長期国債やETFやREITなどのリスク性資産の買い入れも積極的に行う、ということを意味する。
第31問、アベノミクスが始まる前の、2012年末、マネタリーベースはどのくらいだった?
約138兆円
第32問、これを2014年末にどのくらいに拡大する方針だった?
約2倍の270兆円(現実には、275兆8700億円に増えた)
第33問、このうち、2014年末の日本銀行当座預金残高はいくら?
179兆円
第34問、この量的緩和は、日銀券ルールを一時停止して行われているけど、日銀券ルールとは何?
日本銀行の国債などの買い入れ総額を流通している日銀券の残高範囲内に抑えること
第35問、2014年10月に、日銀は、政策決定会合終了後の記者会見で更なる金融緩和を発表し、俗に「黒田バズーカ2」と呼ばれたけど、その内容は何?2つ言って?
1.マネタリーベースが、年間約80兆円(約10〜20兆円追加)に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う。
2.資産買入れ額の拡大および長期国債買入れの平均残存年限を長期化
は〜い、お疲れ様。今日はまた、とても問題が多かったわね〜!
日銀の金融緩和は、けっこう大きなテーマで、正面から詳しいことが訊かれるかもしれないから、問題もたくさんになっちゃんだよ。明日ここから出るといいなあ〜!
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