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小池百合子氏が東京都知事に当選しました。
こんにちは。
こんにちは。
テッド、小池百合子さんが、東京都知事に当選したわね!
私嬉しいわ!
ブー子、今日は、東京都知事の選挙があったので、この機会に地方自治の復習を交えて、今回の都知事選のことなどのお話をしようと思うんだ。
そうね、お願いするわ。
まず、地方自治というのは、戦後、新しい憲法になって初めて導入された制度なんだよ。
戦前は、知事は、国の役人が派遣されてなっていたんだ。
そうか、戦前は、知事の選挙はなかったってことね?
そうだよ。
戦後にできた「日本国憲法」で、初めて地方自治が設けられたんだ。
憲法には、どんなことが書いてあるの?
まず、憲法92条には、地方自治の制度は「地方自治の本旨」に合致するように決めなくてはならないと書いてあるよ。
「地方自治の本旨」ってなあに?
地方自治の本旨とは、団体自治と住民自治のことだよ。
団体自治とは、地方自治体の関する事項は、国から地方公共団体が干渉を受けることなく決められる、という意味だよ。
また、住民自治というのは、地方公共団体の中の政治は、知事や議員ではなくて、地方に住んでいる住民が直接決めることができるという意味なんだ。
地方自治のいろいろな制度は、この団体自治と住民自治の適合するように決めなくてはならないと、憲法は規定しているんだ。
じゃあ、その具体的な制度というのはどんなもの?
まず、地方自治体には、地方議会があって、その議員さんは、住民が直接選挙をしなければならない。
そして、知事、市町村長も住民が直接選挙をして選ぶことになっている。
これらは、憲法93条に書いてあるよ。
地方議会って、どんなことをするの?
地方議会は、主に、条例というその地方自治体だけに通用するきまりを、法律の範囲内で、制定することによって、地方自治体の政治を行うんだよ。
また、その地方自治体の予算についても、首長が作った予算案を、議決によって決定することができるよ。
じゃあさ、テッド、都知事さんのような地方自治体の長は、どんな仕事をするの?
まずね、地方自治体の予算案を作って、地方議会に議決してもらって、その予算を、執行、つまり、実際にその予算を使って、いろいろなお仕事をするんだよ。
地方議会は、議決機関、地方自治体の首長は、執行機関と呼んでいるんだよ。
それから、地方自治体の長の仕事として重要なのが、税金の徴収だね。
この税金は、地方税という税金なんだけど、住民税とか、固定資産税とかが主なものだよ。
それからね、地方自治体の所有する施設の管理、運営もそのお仕事だし、地方自治に関するあらゆるお仕事がその範囲に含まれると言っても過言ではないんだよ。
もちろん、首長が独りでやるわけではなくて、地方公務員が、手伝ったり、代わりにやったりするんだけどね。
例えば、東京都の職員ってどのくらいいるの?
東京都の一般行政職員は、約1万8千人ぐらい。
これに、警察、消防、それから、都営地下鉄や都営バス、上下水道、都営の様々な施設の職員、都立学校の教職員などすべて合わせると、約16万5千人もいるんだって!
そんなにいるの!
すごいわね!
じゃあ、予算はどのくらい?
前にも言ったけど、東京都の予算は約13兆円くらいで、これは、インドネシアの国家予算と同じくらいなんだよね。
そんなにあるのよね!びっくりだわね!
これからオリンピックがあるから、さらに財政支出は大きくなるよ。
小池百合子さんは、そのオリンピックの予算が多すぎるって、言ってたわ。
なんか、目安箱とのようなものを作って、悪いことをしている都議会議員とか、都の職員とかを摘発するようなことも言ってわね。
都議会には疑惑があると言われている人が確かにいて、その関連企業が、オリンピックの巨額な仕事を受注していたりするんだよね。
そしてその費用というのは、企業の言い値だったりするんで、都民の税金が無駄に使われている疑いもあるんだよ。
小池さんが都知事に当選したのも、そういうことがあるからなのよね。
がんばってほしいわ!
そうだね!
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